はじめに:筋肉痛はいつくるの??
筋トレや久しぶりの運動をした翌日や翌々月に筋肉痛を感じ、日常生活の行動がキツくなった経験は皆様あると思います。
そんな筋肉痛ですが筋肉痛にならなかったり運動後すぐにきたりと人それぞれ違うと思います。
では筋肉痛が来るタイミングはどう決まるのでしょうか?
何時間後、何日後に来るのか気になりますよね。
結論から言うと
『個人差はあるが基本的には数時間〜数日』
が多いとされています。
筋肉痛のタイミングは筋肉の「損傷」と「修復」のバランスによって、痛みが出るタイミングが決まるからです。
筋肉痛には大きく分けて2種類ある為、筋肉痛になる時間、タイミングは異なってきます。
筋肉痛に種類とは??
筋トレ初心者や発達していない部位の筋トレをした場合、特に筋肉痛になる可能性が高くなります。
トレーニング以外でも久しぶりの運動や長時間の運動でも筋肉痛になることもあると思います。
また、筋肉痛とは運動によって傷ついた筋肉の線維を修復しようとするときに起こる痛みと言われています。
『即発性筋肉痛』
筋肉痛にトレーニング中やトレーニング直後に起こる
原因は筋肉に乳酸が蓄積することで、筋肉が熱を持ち焼け付くような痛みを感じます。
『遅発性筋肉痛』
トレーニング後数時間から数日後(1.2日)に起こる
遅発性筋肉痛とは伸長性筋収縮と短長性筋収縮を繰り返すことによる微細な筋断裂が原因であると考えられています。
筋線維そのものには痛みを感じる神経がなく、炎症が広がって発痛物質が筋膜に届くようになってから感じるため、痛みが出るまでに時間差があります。
一般的に筋肉痛と言われるのは『遅発性筋肉痛』を指します。
歳だから筋肉痛がすぐ来ないは迷信!?
「年齢を重ねると筋肉痛を感じるタイミングが遅くなる」という話は、多くの方が耳にしたことがあると思います。
実際に体感している方も多いかもしれませんが、
医学的には年齢と筋肉痛の発生が遅くなることの関係について断言されていません。
数字的な加齢よりも、からだを動かす頻度が減ったり、若いときよりも激しい運動を行う機会が少なくなったりすることが理由と言われています。
つまり、若い方でも日頃の運動習慣がほとんどない場合は、筋肉痛が遅れてやってくるようになる可能性があります。
また、体質や体の状態によって筋肉痛がこない場合もあります。
「筋肉痛=効いている」と思っている方は「筋肉痛にならない=効いていない」と感じると思います。
もちろん負荷が軽すぎれば効果は薄いですが、正しいフォームで適切な負荷をかけているのであれば、筋肉痛にならなくても効果はあるので頑張って継続していきましょう。
まとめ
筋肉痛になるタイミングはさまざまです。
ですが筋肉痛の強さや筋肉痛になる時間は運動頻度や強度によって変わります。
運動不足だと、筋肉は疲労が溜りやすく、硬くなりやすくなります。
硬くなった筋肉を無理に使おうとするため、筋肉痛が起きやすくなる上にケガもしやすくなってしまいます。
ですので年齢に関わらず、日ごろから筋トレや運動を続けることはとても大切になります。
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