ダイエットとは、直訳すると”食習慣”
近年では様々なダイエット方法が取り入れられています。
例えば糖質制限やカロリー制限など沢山のダイエット方法があります。
その中でもひたすらに食事を我慢するだけのダイエット方法もあります。
と考える人は特に初心者の人には多くいると思います、、、
確かに、食べないダイエットはすぐに体重が減り効果が現れますが、実はリバウンドの可能性が高く体に負担をかけてしまうこともあります。
また、冒頭にもあるように習慣ですので、続けれないことをやっても意味はありません。
では、どんなダイエットが良いのか見ていきましょう!!
食べないダイエットとは?
食事を抜くダイエットを行うと、食品の種類や量が減り必然的に摂取できる栄養素も少なくなってしまいます。
特に人が生きていく上で重要な3大栄養素
この摂取量が減ってしまうと筋肉量が減り、基礎代謝量の低下につながります。
基礎代謝量とは安静にしていても消費するエネルギーのことです。
基礎代謝量が低下するとカロリー消費が減り、食べた分のエネルギーを消費できなく「燃費が良い」状態になってしまいます。
※車は燃費がいい方が嬉しいですが、体は燃費がいいと少しの食事でたくさん動けることになるのでたくさん食べたらその分太ってしまいます。
食べないダイエットのデメリット
食べないダイエットは確実に体重は落ちます。
ただ、、、
デメリットが多いです。
ここでは、そのいくつかをご紹介していきます。
リバウンド
一時的には体重が減りますが、元の食事に戻すことで体重も戻り、結果としてリバウンドを起こしやすくなります。
食事量を極端に減らすと摂取エネルギーが少なくなり、脳は「飢餓状態」と勘違いします。
すると、カラダは少ない栄養でも活動できるようにエネルギーを体内に溜め込もうとする働きが助長され、通常の食事量に戻した時に体重が増えやすくなってしまいます。
筋肉量の低下
筋肉は日々分解と合成を繰り返し、筋肉量の維持・増加を行っています。
ですが、食事からのタンパク質が減ってしまうと筋肉の素となるアミノ酸が不足し、筋肉量が低下します。
筋肉量が減ると基礎代謝が低くなるため、結果として、、、
栄養失調
過度な食事制限は、単純にエネルギーだけではなく、代謝に不可欠なビタミン・ミネラルなど栄養素の不足にも繋がります。
ビタミン・ミネラルの不足は肌や髪に潤いがなくなり免疫力が落ち、倦怠感を感じるなどの症状が出たり、
鉄分やカルシウムなどの不足は貧血や将来的な骨粗鬆症の原因にもなってしまいます。
生理不順、不妊
極端な食事制限によりカラダや脳に負担がかかると、ホルモン分泌の司令塔である視床下部が混乱することで、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少してしまいます。
また、中年期以降の心身のトラブルに繋がる可能性も高くなります。
まとめ
「ダイエット=食べない、食事制限」と思いがちですが、食事制限がかえって痩せにくい体を作ることもあります。
また、体に不調が現れることも多くあります。
1番理想的なダイエット方法はしっかり三食食べ、しっかり運動をし、しっかり睡眠を取ることです。
食事制限はもちろん大切ですがリスクが多い為、自分に合った方法を見つけることが大切です。